2011年05月05日
母、退院しました。そして、老健へ入所しました。
ご心配をおかけしておりました母ですが、
5月2日、とりあえず病院を退院しました。
そして、その足で、老人保健施設(リハビリ施設)へ入所しました。
入院中の母の混乱ぶりは、少し前のブログで書きましたが、
そんな状況に長く居させるのもよくないし、
傷の具合がよくなっているのであれば、
あえて病院でなくても、母の気がまぎれる「楽しいこと」のある施設の方が、
母のためになると決断して、入所させることにしました。
・再び環境が変わることで、さらに認知が進んでしまうかもしれない。
・病院とはちがって、施設では(法律により)身体拘束ができないため、転倒のリスクが高くなる。
・帰りたい帰りたいと興奮して、モノを投げたり、誰かを傷つけたりしないだろうか。。。
(他人を傷つける行為をした場合、即、退去になるので、本当に本当に不安でした。。。)
いろいろと、懸念材料はあったものの、
それでも、一歩を踏み出さなくては前に進めないので、
本来の入院予定日数をくりあげて、入所を急ぎました。
今日で老健に入所して4日目です。
私が面会している間は、
離れないで。置いていかないで。怖い。手をつないでて。ずっと一緒に居て。
と、泣いたりもしますが、
それでも、病院にいたころにくらべれば、ずっと落ち着いていました。
(少なくとも、車椅子が揺れるほどに、怖がって震えることはありませんでした)。
そして、スタッフの人に昼間の様子を聞くと、
今日はリクリエーションで歌を歌う時間があったのですが、
その時には、ものすごい笑顔で歌ってらっしゃいましたよ。
とのこと。。。
母が、笑っている。。。
入院中は、いつ行ってもおびえるように黙っていたり、震えていた母が、
ここでは、笑っている。歌を歌っている。
聞けば、
やはり夜は不安がって家族を呼んだり、探すことは多いようですが、
スタッフの人が話しをして、安心させれば落ち着くようですし、
心配していたような、激しいカンシャクや、暴言、暴挙は今のところ無いようです。
病院とは違って、身体拘束がないことで、ストレスが減り、
さらに、対応してくれているスタッフはみな、
病院のスタッフと違って、対応がゆっくりで、おだやかなので、
それも、精神的に落ち着く要素になっているのかも知れません。
(やはり病院の目的は、病気・怪我の回復であって、
介護や精神ケアが目的ではないですから、
対応が違うのは仕方がないのかも知れません)。
看護士の方や、担当のスタッフの人も、
「良いほうに予想外で、よかったですね」
と言ってくれました。
本当に、本当に、よかったです。
母が骨折してからの毎日、
本当に心が痛くて、
家にいても母の声(幻聴)が聞こえるようだったり、
夢にまで見る日々だったのですが、
これで、本当に少し、心が軽くなりました。
波のある精神状態ではあるので、いつまで続く笑顔かわかりませんが、
とにかく、何もかもが分からなくなっても、
笑って過ごせる環境にいさせてあげられように、がんばりたいと思います。
5月2日、とりあえず病院を退院しました。
そして、その足で、老人保健施設(リハビリ施設)へ入所しました。
入院中の母の混乱ぶりは、少し前のブログで書きましたが、
そんな状況に長く居させるのもよくないし、
傷の具合がよくなっているのであれば、
あえて病院でなくても、母の気がまぎれる「楽しいこと」のある施設の方が、
母のためになると決断して、入所させることにしました。
・再び環境が変わることで、さらに認知が進んでしまうかもしれない。
・病院とはちがって、施設では(法律により)身体拘束ができないため、転倒のリスクが高くなる。
・帰りたい帰りたいと興奮して、モノを投げたり、誰かを傷つけたりしないだろうか。。。
(他人を傷つける行為をした場合、即、退去になるので、本当に本当に不安でした。。。)
いろいろと、懸念材料はあったものの、
それでも、一歩を踏み出さなくては前に進めないので、
本来の入院予定日数をくりあげて、入所を急ぎました。
今日で老健に入所して4日目です。
私が面会している間は、
離れないで。置いていかないで。怖い。手をつないでて。ずっと一緒に居て。
と、泣いたりもしますが、
それでも、病院にいたころにくらべれば、ずっと落ち着いていました。
(少なくとも、車椅子が揺れるほどに、怖がって震えることはありませんでした)。
そして、スタッフの人に昼間の様子を聞くと、
今日はリクリエーションで歌を歌う時間があったのですが、
その時には、ものすごい笑顔で歌ってらっしゃいましたよ。
とのこと。。。
母が、笑っている。。。
入院中は、いつ行ってもおびえるように黙っていたり、震えていた母が、
ここでは、笑っている。歌を歌っている。
聞けば、
やはり夜は不安がって家族を呼んだり、探すことは多いようですが、
スタッフの人が話しをして、安心させれば落ち着くようですし、
心配していたような、激しいカンシャクや、暴言、暴挙は今のところ無いようです。
病院とは違って、身体拘束がないことで、ストレスが減り、
さらに、対応してくれているスタッフはみな、
病院のスタッフと違って、対応がゆっくりで、おだやかなので、
それも、精神的に落ち着く要素になっているのかも知れません。
(やはり病院の目的は、病気・怪我の回復であって、
介護や精神ケアが目的ではないですから、
対応が違うのは仕方がないのかも知れません)。
看護士の方や、担当のスタッフの人も、
「良いほうに予想外で、よかったですね」
と言ってくれました。
本当に、本当に、よかったです。
母が骨折してからの毎日、
本当に心が痛くて、
家にいても母の声(幻聴)が聞こえるようだったり、
夢にまで見る日々だったのですが、
これで、本当に少し、心が軽くなりました。
波のある精神状態ではあるので、いつまで続く笑顔かわかりませんが、
とにかく、何もかもが分からなくなっても、
笑って過ごせる環境にいさせてあげられように、がんばりたいと思います。
2011年04月15日
ご心配をおかけしてすみません。がんばります。大丈夫です。
昨日は、かなりヘトヘトな状況を報告しました。
今、読み返してみて、
本当に、かなり自分がヘトヘトになっていることが、再確認できました。
ブログとか書くと、
自分の状況が、再確認できるというか、
吐き出すことで、少し客観的に見えるようになるというか。
おかげで、今日は少し客観的に、
あぁ。力を抜かないと。。。
うん。そう、思うようにしなくっちゃ。。。
と。少し前を向くことができました。
面会に行くと、疲れます。胸が痛みます。
でも、これが子供の宿命だとも思っています。
すべてを正面から見届けなくては、母が可哀相です。
(父は、すでに逃げたがっているようですけれどね。。。)
まだ、処方された安定剤は飲まずに、
もう少しがんばってみようと思います。
今、読み返してみて、
本当に、かなり自分がヘトヘトになっていることが、再確認できました。
ブログとか書くと、
自分の状況が、再確認できるというか、
吐き出すことで、少し客観的に見えるようになるというか。
おかげで、今日は少し客観的に、
あぁ。力を抜かないと。。。
うん。そう、思うようにしなくっちゃ。。。
と。少し前を向くことができました。
面会に行くと、疲れます。胸が痛みます。
でも、これが子供の宿命だとも思っています。
すべてを正面から見届けなくては、母が可哀相です。
(父は、すでに逃げたがっているようですけれどね。。。)
まだ、処方された安定剤は飲まずに、
もう少しがんばってみようと思います。
2011年04月14日
ヘトヘトです。。。
おかげさまで、母の身体は順調に回復しはじめました。
私や父のことも、認識するようになりました。
ただ、相変わらず病院食は食べません。
今日も点滴をされていました。
仕方ないので、差し入れした果物やお菓子を食べさせました。
それは、食べるんです。
つまり「病院食」や「病院にいること」自体、を拒否しているんです。
担当の看護士さんや、リハビリ担当の人も驚くほどの回復力を見せる身体とは裏腹に、
精神状態の方は、
認知(アルツハイマー)症状を、全開で発揮しはじめました。。。
2011年04月10日
術後の経過
手術直後に行方不明になっていた母の意識は、
少しずつですが、戻ってきつつあるようです。
父のことはもちろん、
私のことも、とりあえず時々は分かるようになりました。
そして、身体の方の回復も、とりあえずは順調のようです。
入院した翌日には、手術。
手術の翌日から、リハビリ開始。
この迅速なスケジュールのおかげかもしれません。
続きを読む
少しずつですが、戻ってきつつあるようです。
父のことはもちろん、
私のことも、とりあえず時々は分かるようになりました。
そして、身体の方の回復も、とりあえずは順調のようです。
入院した翌日には、手術。
手術の翌日から、リハビリ開始。
この迅速なスケジュールのおかげかもしれません。
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